ダイエットで筋トレの頻度を上げられない?ポイントは足の裏だった!

からだ

毎日の生活の中で、なかなか運動が出来なくて、太ってきたなぁ、身体がゆるんできた?と悩む人は増えています。

ダイエットの情報はあふれていて、ああすればいい、こうすればいい、というのはわかっていても、そして『テレビを見ながら~』とか言われても、そんな時間すらなかなかとれない人も少なくないです。

家事、育児、そして仕事、と…とにかく多忙な毎日の中で、どうしたら『筋トレ』をする時間を確保できるのか。

時間がとれないなら、どこかにその枠を当てはめてしまえばいい、ということで、日常の動作で何かをしながら、無意識でも続けられるプチ筋トレを考えてみましょう。

小さな筋肉を動かすことから始めて、少しずつ体が変われば、どんどん体は大きく動き出しますよ。

足の裏から変えていこう

足の裏って、普段の生活で意識していますか?

足の指をバラバラに動かす、ということをほとんどの人は忘れて暮らしています。足指じゃんけんでグーパーと動かすことも難しくて、指の間を開くことすらできない、というひとが、実はほとんどです。

そして近年『浮指(うきゆび)』という問題が出てきました。自然体で立っているとき、体重がかかとに寄りすぎて、指先が地面についていない人が、女性では8割近くもいる、というデータがあるそうです。

浮き指の人は、立ち歩いているときに、足の指を使って地面をつかむように踏んばることができません。かかと、指の付け根の二点で体を支えるので、足裏が不安定になり、全身の体重のバランスが悪くなります。

その不安定さを補正するのに、ふとももの前やお尻など、ついて欲しくないところの筋肉が増えて太くなったり、ふくらはぎにムダな力が入ってシシャモ状になったりします。

これらは、足裏、足指の使い方が整えば、自然と立ち方・歩き方が変わって、すっきりと細くなっていくのです。

入浴は足指のトレーニングにぴったり!

まず、お風呂に入った時、足指の間は丁寧に洗っていますか?

一日靴の中できゅうくつにちぢこまっていた足を、石鹸をつけて丁寧に洗い、足裏側から手の5本の指をその間に通すようにして引きはがし、足指の水かきの部分をグイグイひろげましょう。

石鹸をつけて洗う間にこの方法をとるだけで、水かきのところに集中した動脈と静脈に刺激が与えられ、指先がポカポカしてきます。

入浴後に足を拭くときにも、同様にタオルで指と指の間隔を広げるようにして水滴を残さないようにします。毎日の繰り返しで足指の感覚はよみがえってきます。

スキンケアやドライヤーなど、洗面台の前にいる間は、指先をぐーぱーと広げたり握りこんだり、を繰り返してみましょう。

末端の筋肉をよく動かすことで、血液やリンパのポンプ機能が向上することにつながります。このエクササイズは、冷え性解消に効果的で、むくみも解消されていきます。

また、足指を握ったり広げたりという動作は、そのまま足底筋(足の裏のアーチを支える筋肉)のトレーニングになります。

足裏から上へ、上へとプチ筋トレは連動していきます

足の裏、土踏まずのアーチが力強く機能するようになると、歩き方が変わります。

足指でしっかり地面をグリップし、アーチの弾力で前にけり出す力が強くなると、すねやふくらはぎが正しく使われるようになるのです。

ちまちま歩いていた人の歩幅が、気づかないうちに数センチ広がり、歩く速度も速くなります。その歩幅の変化は、太腿の内側の内転筋(ないてんきん)や骨盤の内側の筋肉ものびやかに動かすようになるのです。

また、浮指のひとは背中がまあるく猫背気味で、背中やウエストの周りにも脂肪が付きやすい傾向にあります。足指にしっかり力を込めて立ち歩くことに慣れてくると、身体がすっきりと伸びていく、その変化を感じることでしょう。

顔が上がり、胸が開き、腹筋に力が入っていることが自覚できるはずです。

まとめ

ジムなどで行う大きな筋肉を中心にした筋トレは、一時間程度集中して、負荷をかけ、主に外側の筋肉を作ることを目指したものです。負荷をかけた筋肉は休ませる必要があるために、その頻度は週に2~3回程度が適切だと指導されます。

頑張ってやり過ぎて、筋肉痛になって、そのサイクルが辛くて続かない、という例も多々あります。

しかし、足指を意識することから始まるプチ筋トレは、立つこと、歩くことそのものがコツコツ続くトレーニングです。

台所で、洗面台の前で、また駅のホームの電車待ち、路上での信号待ちの時間で。ただ立っている、その間に足指を広げたり、床や地面をぐっとつかむように力を入れることから背筋が伸びるようになります。

徐々に通勤や買い物で外を歩くときに歩幅が大きくなり、しゅっとした脚や引き締まったお尻、すっきりと伸びた胸からお腹のラインが身についていきます。

暮らしの中でいつもしている動作に重ねて、ちょっと意識を変えていくこと、その積み重ねがもっとも効果的な『筋トレ』になるのです。