「得意な英語を仕事に活かしたい!」
「子どもも好きだから、英会話教室の先生はどうかな~?」
「でも、実際どんな風に仕事しているのだろう?」
と思ったあなた。
そうですよね。悩みますよね。
この記事では約1年半ではありますが、子ども英会話教室の講師を経験した私の体験談を紹介したいと思います。
やってみたいと少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
講師になるまでの道のりは?教室を選ぶポイント
子ども英会話教室は、英語の需要が高まってきていることから、全国に多くあることがわかると思います。
その中から、自分が気になる英会話教室を探すのはかなり大変ですよね。
そこで、私が実際に勤めた子ども英会話教室に決めたときのポイントをお伝えします。求人情報を探す際に、参考にしてみてくださいね。
英語を教える対象年齢
英会話教室によって教える対象が小学生だけ、中学生や高校生まで教えられるなど様々なパターンがあります。まずは教える対象年齢を絞って、そこに該当する子ども英会話教室を探してみるのが良いと思います。
私の場合は、前職で高校生に英語を教えていたこともあり、中高生は対象に入れたいと思っていたのと、経験したことがない幼稚園児や小学生にもチャレンジしてみたいと思っていたので、教えられる対象年齢が広い英会話教室に絞って探していました。
教えるスタイル
英会話教室と言っても教え方もいろいろあります。塾のように椅子に座って教えるスタイルだったり、歌や踊りといった体を動かしながら教えるスタイルだったり…。
自分がどんな風に教えたいか、理想をイメージして絞ると良いです。例えば、歌や踊りは嫌なのに動き回るのがメインの英会話教室を選んでしまったら、苦痛になってしまいますよね。
そうならないためにも、その英会話教室の教え方をあらかじめある程度は知っておいた方が安心ですよ。
ちなみに私はこちらから一方的に教えるより、一緒に活動しながら教えたいと考えていたので、そのようなスタイルで教えている教室を探しました。
子ども英会話講師ってどんなことするの?
子どもたちに英語を教えるのは当然のことですが、それ以外にも講師としてやることはたくさんあります。ここでは、私がやった主な仕事内容を紹介したいと思います。
あくまでも私が勤めていた英会話教室での仕事で、教室や担当する子どもたちの年齢によって異なると思うので、「こんなことするんだな~。」くらいの気持ちで見てくださいね。
レッスン準備
何もせずにレッスンをすることはほぼ不可能ですので、当たり前のことですが、事前に準備をします。1日に1、2レッスンであれば、そこまで時間が掛からずに出来ますが、多ければ多いほど時間が掛かります。
私は1日に多いときで5レッスンあったので、かなり早くから教室に入って準備をしていました。
また、対象が幼稚園児だったりすると工作があることもあったので、人数分用意したり、見本を事前に作ったりしていました。不器用ながら興味を示してもらえるように、色の塗り方を工夫したり、工作をやるときの導入の仕方を考えたりしたのが懐かしいです。
教室運営
この業務に関しては教室によってあったり、なかったりします。なぜかというと、レッスンだけを担当する人と運営に関わる事務作業を行う人に分かれているかどうかによって違うからです。
私の場合は、教室運営も任されていました。そのため、レッスン準備と平行しながら、保護者の方と連絡を取ることもありました。
正直言ってしまうと、かなりきつかったです。帰りが遅くなってしまうこともしばしばありました…。レッスンに集中したいということであれば、分かれている教室を探す方が良いかもしれませんね。
会議や研修
様々な地域に教室を展開している英会話教室だと、教える内容に差があってはいけないので、会議や研修があることが多いです。私が勤めていたところでは、月に1回は必ず会議がありました。また、新人講師向けの研修もありました。
どちらもレッスン前の午前中に行われることが多かったので、慣れないうちは会議や研修が終わった後にドタバタしながらレッスン準備をした覚えがあります。
慣れてきた頃には、会議や研修の前日に次の日のレッスン準備をして、少しでも余裕を持たせられるようにしていましたが、それでも時間がギリギリになって焦ったことも…。
研修は、先輩講師や同じくらいに講師を始めた人たちから得られる情報もたくさんあって、自分のレッスンに活かせるものがたくさんありましたよ。その点では、研修制度があって良かったなと思っています。
イベントの促進や準備
これは子ども英会話教室ならではかなと思いますが、ハロウィンやクリスマスをはじめ、通常のレッスン以外に様々なイベントがあります。通ってくれている子どもたち全員が参加するものもあれば、希望者だけのイベントもあります。
特に希望者だけのイベントは、多くの子どもたちに参加して欲しかったので、イベントが近づくと常に声掛けをしていました。
小さい子は参加したい!と言ってくれることが多いのですが、小学校高学年くらいから中学生になるとなかなか参加したいと言ってくれず、保護者の方ももう参加しなくて良いかなという雰囲気になることがほとんどだったので苦戦しましたね…。
でも、その分、参加すると決めてくれた子がいたときはとても嬉しかったです。教室を飾り付けしたり、イベント感を増すためにコスプレしたり…。今思えば大変でしたが、子どもたちが楽しんでくれたので、達成感を一番感じられましたよ。
まとめ
子ども英会話講師は大変なことありますが、子どもが好きであればやりがいのある仕事です。ぜひ、素敵な英会話講師を目指してみて下さいね。
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