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元助産師の私が体験した産科病棟でおきた怖い話!ガチな実話5選!

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むしむしと暑い季節ですね。夏といえば、怖い話を聞いて、涼しくなりたくなってきませんか?

わかります。私も怖い話は苦手ですが、ついつい検索しちゃいます。でも、「これ本当の話かなぁ」なんて思って読んでしまうと、刺激が足りないんじゃないですか?

私は産科病棟で勤めていたことがあるのですが、実際にヒヤッとする体験をいくつかしてきました。リアルな怖い話が聞きたいあなたにご紹介したいと思います。

怖すぎて寝れなくなるかもしれないので、ある意味怖い話も一緒に紹介しますね!どうぞ、涼んでいってくださいね。

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産科病棟でおきた怖い話

私がヒヤッとした体験をご紹介します。

体験談1.誰かが立っている

私はその日夜勤でした。夜勤メンバーは4人で、50代のベテラン助産師Sさんと一緒の勤務でした。

産科病棟なので、産後の患者さんと赤ちゃんが同じ部屋で過ごしています。夜間も授乳があるので、患者さんのいいタイミングでナースコールしてもらったり、気になる方は助産師が部屋に行っていました。

深夜2時でした。ナースコールがなります。担当だったSさんが部屋に行き、急ぎ足で帰ってきました。

焦っている様子だったので、どうしたのか聞くと「患者さんがカーテンの向こうに人が立っていたので怖くてナースコールしたと言っていたの。でも、私たち以外誰もいないし、見間違いじゃないのってなだめて来たの。」と早口でしゃべりました。

患者さんは個室で、入り口が見えないようにカーテンで仕切られていいますが、カーテンの向こうに足が見えたそうなんです。

この話だけでも怖いのですが、別の助産師Kさんが「やっぱりあの部屋は出るのね。」とつぶやいたのです。

私は知らなかったのですが、スタッフの中にはその個室が「なんだか寒いし気持ち悪い」と行くのを嫌がる人もいて、出るとうわさされていたのだそうです。

そのことがあってから、夜勤でその個室に行くことは怖くなってしまいましたね。

体験談2.臨死体験

出産はなにも起きなければとても幸せな体験と思います。でも、産科病棟にいると年に何件かは命にかかわるような怖いお産もあります。

その患者さんは、出産のあとの出血が止まらなくなりました。人間の血液は約4~5Lですが、その患者さんは輸血しながら5Lも出血し、全身の血液が入れ替わってしまったくらいの大量出血でした。

本当に危ない状態でしたので、スタッフも焦りながら処置をして、なんとか命を取り留めたのです。

後日、患者さんが回復し、当時の話をしてくださいました。

すると「あの時は、フッと意識がなくなってから自分の体が見えたんです。分娩室で、たくさんの人があわただしく動いて、大変な状況なんだなってわかりました。

私の寝ている姿もあって、不思議なかんじでした。で、気がついたらベッドに寝ていました。生きていてよかったです。」

まさに、患者さんは臨死体験をして戻ってきたようでした。

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本当にこんなことがあるんだと驚きましたが、患者さんが元気になって退院できたのでスタッフみんなで安心したことを覚えています。

体験談3.聞こえてくる赤ちゃんの泣き声

産科病棟では、元気な赤ちゃんが産まれてくることがほとんどですが、なかには死産のときもあります。そのような赤ちゃんは火葬までの1~2日間、病院の一室であずかります。

私の病院では、クーラーのよく効く個室を安置部屋にしていました。いつでも面会できるように、普通の赤ちゃんのようにベッドに寝かせて、お迎えまでの時間を過ごします。

その部屋は、普段はスタッフの夜勤の仮眠室としても使われており、霊感のあるスタッフはやはりその部屋を嫌がるのです。

「赤ちゃんの泣き声が聞こえる」「ゴソゴソと変な音がする」など音が気になって休めないのだそうです。

なので、その部屋は休憩室がどこも開いていないときにしか使いませんでした。赤ちゃんなのか、親の悲しみなのか、なんにせよ悲しい出来事の多い部屋なのでなにかいるのかもしれません。

産科病棟でおきたある意味怖い話

産科病棟でおきたある意味怖い話

いや~な汗の出た体験をご紹介します。

体験談4.仮眠室に溜まるゴミ

病院には、病棟以外に誰でも使える仮眠室があります。その仮眠室は夜勤明けに眠くて車の運転が不安という人や、夜勤に早く来すぎた人なんかが使っています。ベッドが6つあり、カーテンで仕切ってあるので個室のように使えます。

その仮眠室の一室に、ペットボトルや、菓子パンのゴミがいつもあるのです。1週間放置していたら、どんどん増えてゴミだらけになり、掃除のおばちゃんがしぶしぶ片付けるんだそうです。

それで、上司からやめてくださいと注意が入りましたが、犯人はわかりませんでした。でも、そんなに頻繁にゴミが溜まるのに犯人の目撃者はいませんでした。

誰か住んでいるんじゃないかと思うとなんだか怖いなあとスタッフみんなで顔を見合わせました。

体験談5.鳴り響く火災報知器

休日勤務の日でした。休日は入院患者さんがいないので病棟は落ち着いていました。

そこへ突然ジリリリリンとけたたましい火災報知器が鳴り響きました。どうやら1階下のフロアで反応したようです。

火事だと避難誘導しないといけないので一大事です。いったんナースステーションに集まりましたが、誤作動だったと放送があり、一件落着しました。

後日、その原因がわかりました。それは、いつも入らない部屋でカップ麺を作った先生がいて、その湯気に火災報知器が反応したとのことです。

笑い話で済みましたが、これが先生以外のスタッフだったらめちゃくちゃ怒られるんだろうな~とすっごく怖かったです。

どこに火災報知器があるかわからないので、職場でカップ麺を作るときはお気をつけくださいね!

まとめ

以上5つの怖い話を紹介しました。前半がちょっと怖かったので、後半で気分が落ち着きましたかでしょうか?

私の体験談が話のネタになったり、少しでも怖かった~と思っていただけたらうれしいです。

 

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この記事を書いた人

このブログは、「体験談」をコンセプトにしているブログです。すべての記事が誰かの体験談であり、もしくは専門家の方のアドバイスです。
ただネットの情報を集めただけの、本当かどうかわからない記事ではなくて、リアルな情報をお届けしたいと思っています。

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