もうすぐ3歳になるうちの娘は最近おさかなブーム。年齢的にも興味を持つ頃なのか「お魚が見た~い」とよく言ってきます。
「魚なら水族館か。でも大きな水族館へ行っても途中で疲れて不機嫌になりそうだしなぁ…」
「下の子がまだ小さくて長い時間ウロウロするのも大変。」となかなか連れていってあげられずにいました。
そんなときに串本海中公園を知りました。自宅からの距離や施設の広さを考えて、「ここなら家族で行けそう!」と思い切って行ってみることにしました。この記事では子連れのママ目線で、海の中も見ることができる水族館「串本海中公園」をレポートします!
串本海中公園の基本情報とアクセス
施設情報
〒649―3514
和歌山県東牟婁郡串本町有田1157
営業時間:9時?16時30分
アクセス:【電車】紀勢本線 串本駅(無料シャトルバス有 乗車時間13分)
【車 すさみ南ICを降りて国道42号線を串本方面へ約20分
観光時間:約1時間半
おでかけメンバー
- パパ、ママ、娘2歳半、息子10か月
- ベビーカー利用
- 自宅から車で1時間
日時
9月の日曜 午前中
なんと駐車料無料!
串本海中公園は和歌山県串本町の海沿いにあります。私たちが行ったのは夏休みも終わった9月の日曜日。お天気はあいにくのくもりでしたが、海岸線を車で走るのは気持ち良かったです。
国道42号線を走っていると、海側に建物が見えてきます。それまでも看板での案内があるので迷いませんでした。
建物のすぐ前が駐車場になっていて、駐車料金は無料!これは本当にありがたい。
子供ができてから車移動になりましたが、はじめは駐車料金の高さに毎回あ然としていました(笑)串本駅からは少し距離がありますが、送迎バスもあるそうです。これなら電車で来る人も大丈夫ですね。
チケットはネットで買わなきゃ損!
チケット売り場は駐車場の目の前、建物入り口の横にあります。
まずお知らせしたいお得な情報が!私も前日に公式ホームページを見ていて知ったんですが、ネットでチケットを購入すると定価の20%オフになるんです。
「え~もう着いちゃったよ」というあなたも安心してください!このネット購入のチケットは、買ってすぐに使えるチケットなんです。
まず必要な情報を入力して、クレジットカードで精算をします。すると折り返しメールが来るので、記載URLをクリックですぐに使用可能です。前もっての購入ではなく、その場で手続きしてすぐに使えるのは嬉しいですよね。
私も前日バタバタしていてすっかり購入を忘れていましたが、到着してからスマホで購入できました。
3歳未満は無料です!我が家は大人2名分の料金で入場できました。
大人1800円→1440円(20%オフ価格)×2名
2歳娘、0歳息子→0円
ベビーカーでも安心!初めての海の生き物に子供達も大喜び
水槽スペース
正面玄関から入って角を曲がると両側に大きな水槽が!久しぶりの水族館は大人もわくわくしますね。
ついに念願の魚さんに会えてテンションが上がる娘。「これなぁに?」を連発していました。午前中だったからかそれほど人も多くなかったので、すごく近くで魚を見ることができましたよ。
この水槽は串本の海を再現したもので、サンゴや綺麗な色の熱帯魚がたくさん。でも、娘のブームはハリセンボンなので、熱帯魚には目もくれずハリセンボンを探しています(笑)
小さめの水槽もいくつかあり、子供に優しい踏み台つきでした。身長95cmの娘でぎりぎり?何とか見えるかな?くらいです。よく見たい時は「抱っこして~」と言ってました。
水族館は大体そうですが、薄暗いのでふらふら歩きまわったり走ったりすると危険です。子供って楽しくなるとなぜか走りますよね。娘も入ってすぐに突然走りだして、早速パパに怒られてました。
ウミガメパーク
入るまで知らなかったのですが、進んでいくとウミガメがいてびっくり。娘は赤ちゃんのカメがかわいくて喜んでいましたが、外のプールにいる大きいカメは「こわい~」と逃げてしまいました(笑)
弟くんは大きいカメに興味津々。ベビーカーでもこんなに近くまで行けました。
大人の私たちもウミガメを近くで見たのは初めてかもしれません。大きいカメにえさをあげたり、赤ちゃんカメの抱っこもできるみたいです。
ほかにも…
意外と子供が喜んでいたのが、お掃除エビや熱帯魚と触れ合える浅い水槽でした。水に手を入れるとエビが寄ってきます。エビが楽しいのか水を触るのが楽しいのか分かりませんが、しばらくここから動きませんでした。
ここまでゆっくり見て45分くらいです。ところどころにベンチがあって少し休めるようになっていましたが、私たちは特に休憩無しで進みました。おむつ替えはトイレでできるとのことでしたが、授乳室は無かったので事前に済ませておくかミルクを用意しておく方がいいですよ!
水族館を出たところにお土産やさんと自販機コーナー、椅子テーブルがありました。ちょうど娘が「何か食べたい~」と不機嫌になりそうだったので、ここでおやつタイムを取りました。
飲み物とアイスの自販機がありましたが、他はお土産品中心です。子供用のお菓子を持っていっててよかった~。
まるで潜水艦!窓から見えるのは実際の海
海中展望塔
海中展望塔は海の中に立つ建物で、水族館から外に出て少し歩きます。子供の足だと4~5分くらいかな?ちょうど雨が降ってきてしまいましたが、自由に使えるかっぱを用意してくれているという親切さ。
「なんで傘じゃなくてかっぱ?」と思いましたが、海の上は風が強くて傘が飛ばされちゃうからだそうです。納得!子供用のかっぱは無くて、5歳くらいならなんとか着られるかな?くらいのサイズです。
うちの娘には裾を踏んでしまうくらい大きかったので、かっぱについていた顔の雨よけ?みたいなのをかぶって移動しました(笑)風があまりないときなら、折りたたみ傘があるとより安心かもしれません。
ここで1つ注意点!水族館はベビーカーで行けましたが、海中展望塔は階段しかないので、ベビーカーを置いていかないといけません。チケット売り場まで戻れば預かってくれるそうですが…ちょっと面倒です。
スタッフのお兄さんに聞くと、「外の空いているスペースに置いてもらってもいいですよ~。」とのことだったのでそうさせてもらいました。
展望塔は潜水艦みたいで大人はかなりテンションがあがりましたが、娘は暗いところに階段で降りて行くのが少し怖かったみたいです。すぐに出て、上からお魚さんに餌をあげてました。私たちはもっとゆっくり見たかったのに…。
下に降りる階段が急なので、特に雨の日は滑らないように気を付けてくださいね。9kgの弟くんを抱っこしての上り下りは、いくら抱っこ紐があるとはいえちょっとキツかったかな~という感じです。パパに抱っこしてもらえばよかった(笑)
大きいお兄ちゃんお姉ちゃんも楽しめそう!
私たちは利用しませんでしたが、船の底から海の中が見える船もあるようです。うちの子はまだ1箇所でじっとしていられないので、もう少し大きくなってから挑戦することにします。
あと、水族館の横にレストランもあったので、お昼ご飯も食べられますよ。
他にも海に入ってシュノーケリングやダイビングができたり、ログハウスに宿泊してバーベキューができたりと、ただの水族館とは違う面も!これなら小学生や中学生でも1日中楽しめそうですね。
私たちも子供が大きくなったらまた連れていってあげたいと思います。
まとめ
適度な広さで、子供も私たちも疲れることなくまわることができました。滞在時間は全部で1時間半ほどです。それほど混んでいなかったので、子連れでも周りを気にすることなくゆっくりと魚を見ることができました。お子さんの水族館デビューにはとってもおススメです。