徳島県勝浦郡勝浦町にある、道の駅「ひなの里かつうら」の観光マップで見つけた謎のスポット、「恐竜の里」。「なんでこんなところに恐竜が?」と不思議でしたが、恐竜好きとしては見逃せません!
ものすごく気になったので、どんなところなのか実際に見てきましたよ。恐竜の里へのアクセス方法や見どころをご紹介します。
恐竜の里へのアクセス方法と駐車場情報
ひなの里かつうらから上勝町方面へ行くと、「よこせばし」という恐竜の顔をした橋に「恐竜の里8キロ」の小さい看板があるので、そこで左折します。
たどりつくまでずっと、車が一台ギリギリ通れるくらいの細い道で対向車が来ると泣きそうになります。途中釣りスポットがあるので、意外と対向車に出くわしました。
Googleマップのナビだと、同じ勝浦町にある「ふれあいの里さかもと」へ案内されました。
「恐竜の里」としてはGoogleマップに載っていませんが、立川渓谷付近です。一本道なので迷うことはありません。
恐竜の里には駐車場はある?
恐竜の里には駐車場らしきスペースはありませんでした。ただ、車がほとんど通らないようなところなので、ちょっと広い路肩に停めることはできました。
一応バーベキューができる施設があるんですが、バーベキューをしに来た人はどこに車を停めるのか謎です。
たどりついた恐竜の里、そこには…
ちょいちょい現れる「恐竜の里〇キロ」という看板だけを頼りに、ようやくたどりついた恐竜の里、そこで見たものとは…。
なんだここ…。
ゆる~い恐竜の像が点々とあります。苔がついていて、けっこう長い間ここにいる感がありました。
これだけプロがつくったのか?という感じの、やたらとクオリティの高いステゴサウルス。
もはや何サウルスかわからないよ。
ごらんのとおり、恐竜の里は「B級珍スポット」という感じでした。恐竜好きだけでなく、珍スポット好きにもたまらないですよね。
恐竜神社?
おそらく日本でここだけ、恐竜神社が鎮座していましたよ!
「立川(たづがわ)恐竜大権現」です。ご神体は謎の石(化石?)でした。
狛犬ならぬ「狛恐竜」はティラノサウルスでしょうか、なんかかわいいです。
恐竜神社にはかわいい恐竜のイラストが描いてある絵馬が奉納されていました。
ただ、恐竜神社の周辺には何もないのでこの絵馬がどこで入手できるのかは不明です。そして、恐竜神社にはもちろん御朱印はありません。
勝浦町の山奥に恐竜スポットがある理由は?
そもそも、なんでこんなところに恐竜スポットがあるんでしょうか。恐竜といえば、福井県が有名ですよね。徳島県にはぜんぜん恐竜のイメージがありません。
実は勝浦町では、平成6年に四国では初めてイグアノドンの歯の化石が見つかったそうなんです。町おこしのためにこの恐竜の里が作られました。
恐竜の里も恐竜神社も主催しているのが「阿波勝浦井戸端塾」というところなんですが、調べてもあまり情報がなくて詳細は不明です。
町おこしにしては恐竜の里はアクセスがかなり不便なんですが、もう少し何とかならなかったのでしょうか…。
恐竜の里では絶景も楽しめます!
恐竜の里へ行く道にはあまり民家もなく、車もほとんど通らないような山の中なので、とにかく景色がいいです。ダムや川などの水辺と、山の緑でリフレッシュできましたよ。
恐竜の里への途中では、こんな景色も楽しめます。段々畑に見える、赤いのは全部彼岸花です。
タイムスリップしたみたいでした。
まとめ
勝浦町の恐竜の里は、恐竜好き&珍スポット好きなら楽しめる、おもしろスポットでしたよ。恐竜神社にもっと授与品というかグッズがあればいいんですけど。
到着するまでの道のりがかなり過酷なので、車の運転にはくれぐれもお気をつけくださいね。