お出かけ体験談大阪府

大阪ビジネス街の中心に鎮座する「坐摩(いかすり)神社」ってどんな場所?

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大阪市中央区にある坐摩神社(いかすりじんじゃ)。
大阪のビジネス街・本町に鎮座する都会のど真ん中にあるので「あそこはなんなんだろう?」と違和感を感じている方も多いと思いますが、実はなんと、摂津の国の一の宮!とても格式高い神社なんです。

実際に行って見ると広い境内に見どころがいっぱいの神社でした。
りりしい白鷺の紋が入った御朱印もいただけますよ。

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坐摩神社へのアクセス

坐摩神社
〒541-0056
大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目3

坐摩神社は真宗大谷派難波別院の近くにあります。地下鉄本町駅15番出口を四ツ橋筋方面へ進み、最初の角を曲がるとすぐ坐摩神社があり、徒歩3分くらいでつきます。地下鉄でのアクセスが便利ですよ。

坐摩神社の激レア「三輪鳥居」

坐摩神社の鳥居はとても珍しい形をしていて、「三輪鳥居(みわどりい)」や「三ツ鳥居(みつとりい)」といいます。これは全国に7つしかないとてもレアな鳥居なので必見です!

坐摩神社の激レア三輪鳥居

大阪では坐摩神社以外にも浪速区の今宮戎神社に三輪鳥居があります。今宮戎神社に参拝するときも、ぜひ鳥居をチェックしてくださいね。

坐摩神社の歴史と御利益

神社の名前になっている「坐摩(いかすり)」という言葉。あまり聞きなれないフレーズですよね。「いかすり」には土地を守るという意味があり、昔から大阪の街を守っています。

坐摩神社の創建は神功皇后の時代といわれ、延喜式にも「摂津国西成郡唯一の大社」と記されている、とても歴史のある神社です。

もともとは天満橋に鎮座していましたが、豊臣秀吉の大阪城築城のときに現在の場所に遷座しました。もともと坐摩神社があった天満橋の石町には、現在も行宮(御旅所)があります。

現在の拝殿は昭和35年に再建されたものですが、昭和11年に官幣中社に列せられたときに造営された拝殿を再現した、とても風格のあるものです。

坐摩神社

坐摩神社の御利益は?

「土地を守る」という坐摩神社の神さまは住居守護や旅行安全に御利益があるとされています。万葉集にも旅立ちのときに坐摩神社に安全祈願をした歌がよまれているほど、昔から旅行の安全を祈願する神社として崇敬されていました。

神功皇后が安産祈願をしたことから、安産の御利益もあります。明治天皇がお生まれになるときにも宮中から安産の御祈願があったほど。その縁からか、明治天皇は大阪行幸のときに坐摩神社で相撲を天覧されています。

坐摩神社の御神紋、鷺(さぎ)

坐摩神社の御神紋は鷺丸(さぎまる)という白鷺の紋。神功皇后が神さまのお告げにより坐摩神社を建立するとき、「白鷺の群がるところを選んだ」という由緒から白鷺が使われています。

このりりしい表情の鷺丸は、御朱印にも印が押されていますよ。

坐摩神社の御神紋鷺

坐摩神社では、鷺丸にちなんで「さぎ草」を境内で育てています。8月が見ごろなので、8月に参拝するときにはチェックしてくださいね。

境内には陶器神社も!

拝殿を奥に進むと「陶器神社」があります。昔はこのあたりに陶器問屋が並んでいたので、陶器商の守護神として、火伏の神として崇敬されていました。陶器神社には陶器でできた珍しい灯籠があります。

陶器神社

坐摩神社の社務所では、陶器神社の御朱印もいただけますよ。

坐摩神社の御朱印

拝殿の隣に大きなビルがあり、その1階に坐摩神社の社務所があります。御朱印は坐摩神社と陶器神社の2種類がいただけますよ。初穂料はそれぞれ300円です。

坐摩神社の御朱印

坐摩神社の御朱印

坐摩神社の御朱印は鷺丸のりりしい印入り。達筆で力強いですよね。

陶器神社の御朱印

陶器神社の御朱印

陶器神社の御朱印には鳩?のような鳥の印があってとてもかわいいです。

まとめ

大阪・本町のど真ん中にある坐摩神社は、都会にいることを忘れるくらいに静かな境内で「都会のオアシス」的な場所でした。

地下鉄本町駅からすぐ近くでアクセスもよく、観光で行っても参拝しやすいですよ。レアな三輪鳥居もあり、達筆な御朱印がいただけるので、大阪で神社巡りや御朱印巡りをするならはずせない神社です。

 

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この記事を書いた人

この記事は、全国のイベントを体験したライターが集まって、その経験を元に穴場情報などをシェアするべく投稿したものです。リアルな情報をそのままお伝えすることをモットーにしています。

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