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御朱印も珍しい!大阪の「御霊(ごりょう)神社」が他の御霊神社と違う理由とは?

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鎌倉や奈良、京都など全国各地にある御霊神社(ごりょうじんじゃ)ですが、大阪市中央区にもあります。御霊神社に祀られているのは「怨霊」といわれる神が多いですが、大阪の御霊神社はちょっと違いました。

赤い鳥居と拝殿が印象的な、大阪の御霊神社をご紹介します。皇紀の日付入りの珍しい御朱印もいただけますよ。

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御霊神社へのアクセス

御霊神社
〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町4丁目4?3

地下鉄御堂筋線淀屋橋駅13番出口から徒歩5分、四つ橋線肥後橋駅6番出口から徒歩6分で、地下鉄でのアクセスが便利な場所にあります。本町駅からも徒歩10分くらいです。

御霊神社の歴史と御利益

御霊神社の御祭神は、天照大神の荒魂(あらみたま)である瀬織津姫、摂津の国津村郷の産土神である津布良彦神と津布良媛神、応神天皇、源正霊神の5柱の神さまです。

御霊や怨霊を鎮めるためにお祀りされているのではなく、5柱の神(五霊)をお祀りしていることから「御霊神社」というわけです。

御霊神社の創建は850年。1000年以上の歴史があるとても古い神社ですが、今も「ごりょうさん」と呼ばれて親しまれています。

御霊神社の御利益は?

御霊神社は昔から淀屋橋、本町、中之島、土佐堀、江戸堀、京町堀、靭、西本町、江之子島、南堀江の産土神として崇敬されてきました。「浪速の氏神」ともいわれています。

御霊神社には、厄除けや縁結び、商売繁盛、開運招福、夫婦円満、子孫繁栄などの御利益があり、とくに縁結びで有名ですよ。

御霊神社の見どころは?

御霊神社は何といってもきれいな赤い色が印象的な拝殿と鳥居が見どころ。鳥居や拝殿などは「平成の大改修」で修復されたばかりだそうで、赤や黄色の発色がとてもきれいでしたよ。

御霊神社の赤い拝殿

取り残された鳥居

私は坐摩神社に参拝してから御霊神社へ向かったので、坐摩神社を出てひたすらまっすぐ北に進みました。

すると、突き当りのビルの前に突然謎の鳥居があらわれて、「何これ?」と思ったところが御霊神社でした。

昔は今よりも境内が広く、この鳥居があるあたりまで御霊神社の敷地だったそうで、昔の参道の跡なんですがここにビルができるときにオーナーがこの鳥居を残したとか。

謎の鳥居は御霊神社の南側、一度境内から出てぐるっと回ったところにありますが、参拝したときはこの鳥居もぜひ見てください。ビルの前にある鳥居、とても不思議な光景です。写真を撮り忘れたのが悔やまれます…。

歴史ある狛犬

頭にツノがあるみたいな変わった形の狛犬は、なんと1615年製。狛犬は青銅でできていて、400年前のものとは思えないほど保存状態がいいです。阿形にはツノはなく、吽形だけツノがありました。

御霊神社の狛犬

スタイリッシュな手水舎

個人的に気になったのが、かなり珍しい形のこの「手水舎」。「てみずしゃ」とか「ちょうずや」などと読みますが、神社へ参拝するときに手と口を清めるアレです。

一般的な神社とはまったく趣が違って、やたらとスタイリッシュなつくりです。手をふくタオルがあるのが親切。

御霊神社のスタイリッシュな手水舎

御霊神社の御朱印

拝殿の隣に社務所があり、御朱印はそこでいただけます。初穂料は300円でした。

御霊神社の御朱印

御霊神社の御朱印には皇紀を書いてくれます。

皇紀は初代天皇である神武天皇の即位から始まり、西暦2018年は皇紀では2678年。皇紀が入る御朱印はかなり珍しく、調べた限り御霊神社以外では東京の明治神宮や鹿児島の鴨池日枝神社など、全国に数社しかない感じでした。

まとめ

御霊神社も都会のど真ん中にある神社ですが、境内に一歩入るととても静かで都会の喧騒を忘れる落ち着く場所でした。

改修が終わったばかりのきれいな拝殿と鳥居、皇紀が入る珍しい御朱印が見どころです。大阪で御朱印巡りをするときには、ぜひ参拝してくださいね。

 

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この記事を書いた人

この記事は、全国のイベントを体験したライターが集まって、その経験を元に穴場情報などをシェアするべく投稿したものです。リアルな情報をそのままお伝えすることをモットーにしています。

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