家造りの基本専門家によるマイホーム作りの話

注文住宅で好みの内装デザインにするためのポイントとは?

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秋の気配がしてきました。
一戸建てを建てる時、一番楽しみなのは内装のデザインを考える時かもしれません。でもあなたの望みを叶えるような内装を、どうやって考えればいいのでしょう。

そうですよね。
内装デザインといっても、具体的にはどんなふうに考えていけばいいのでしょう。

この記事では、そんなあなたに内装デザインを考えるポイントについて、ご紹介します。ぜひ参考になさってくださいね。

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これは譲れない!内装の望みを叶えるためのコツ

内装は、室内の設備や装飾のことですね。
インテリアとも呼びますが、くつろいだり食事をしたり、家族で過ごしたりと毎日過ごす室内のことですから、望みを叶えたい部分でもありますね。

室内の壁や照明器具、カーテン、家具など組み合わせて全体の雰囲気を作り出すとともに、個人個人の好みも反映させやすいところでもあります。

注文住宅を建てる時は、どのように内装をデザインしていくのでしょうか。
住宅の設計をする場合、ざっくり言うと、家全体の間取りや構造を決めていく基本設計が大体決まったら、細部を決めていきます。

ですから構造や間取りに関わる部分の内装、つまり床や壁などの仕上げ、照明器具・コンセントなど電気配線の位置などです。
家具やカーテンなど直接構造や間取りに関わらない部分は、後回しになる場合が多いです。

ただし、あなたの好みは最初のヒアリングの段階でどんどん伝えておきましょう。
お望みの内装をわかったうえで設計してもらった方が、細部の具体的な話になった時に反映しやすいのです。

自分の好みを把握する方法

あなたが望む内装を実現するには、まずは新しい家をイメージすることから始めましょう。
お知り合いの家や雑誌やWEBでの写真など気になる内装を基にして、新しい家での暮らしをイメージするのです。

いいと感じた色味や雰囲気など、いいなと思ったポイントを、具体的に掴んでいきましょう。
内装は目で見た印象だけでなく肌触りも重要ですから、それも意識してみてくださいね。

他にも、いまの暮らしから変えたいところ、新しい家でも同じようにしたいところを考えてもいいですね。
基本設計が決まっていれば、それに家具を書き入れていくのもいいでしょう。そしてそれを担当者に伝えて、一緒に考えましょう。

住宅会社で家づくりをする場合は、インテリア専門の担当がある場合もありますし、設計をする担当が内装をそのまま担当することも多いでしょう。

 

限られた予算の中での建築です。予算を抑える場合は、構造や間取りといったところではなく、内装が調整ポイントになります。

予算内で効果的に望みの内装を叶えるために、こだわる部分とそうでない部分とを、ある程度抑えておくといいでしょう。

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内装を決める時の大事なポイント4つ

では、内装を考え、具体的に選んでいく時のポイントをご紹介しましょう。

床の仕上げはしっかり決める

床・壁・天井の仕上げは内装のベースになる部分です。特に床はもっとも体に触れる部分ですし、後々のリフォームも手間がかかります。

仕上げで何にこだわるか迷ったら、床材にこだわるのがオススメです。
設計段階で床仕上げの素材や厚みなどの情報が、必要になってきます。ですから床材を何にするかは設計が始まってから、早い段階に決めることになるのです。

あなた自身の好みをしっかりつかんで、イメージに合うものを選びましょう。

必ず実物を見よう

内装は、例えば同じ白い壁でも柔らかい印象の白か、硬質な印象の白かで、全く印象が違います。
ですから、カタログなどの写真だけでなく、必ず実物を見て決めましょう。ショールームやモデルハウス、サンプルなどで確認します。

サンプルで確認するときは、必ず使う場所と同じ条件で確認するといいですよ。
例えば、壁のクロスを選ぶときは机の上で決めるのではなく、壁に沿わせてみてみます。色の感じ方が違うのがわかるはずです。

照明やコンセントは家具の位置を考えて

照明やコンセントの位置は、暮らしの中での便利さに大きく関わります。
間取りが固まってきたら、家具を書き込んでどの位置がいいか検討しましょう。

キッチン周りはコンセントを使うものが多いですから、数や配置を特にチェックしておきましょう。

照明も、部屋の中心に1灯あればいいのか、いくつかに分けるのかで室内の雰囲気は変わります。照明の位置は使いたい照明器具によっても異なります。

カーテンレールはエアコンを意識

新居に持っていく既存の家具があれば、必ず図面に入れ込んでおいてもらいましょう。特に大きなものは部屋に運び込めるように計画します。

カーテンやブラインドは部屋のアクセントにもなります。比較的交換しやすいですから、交換することも視野に入れておきましょう。

実はエアコンの位置とカーテンレールの位置とは、ぶつかりやすい部分でもあります。カーテンレールにこだわる時は、エアコンの位置も意識しておきましょう。

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まとめ

内装デザインのポイントについてご紹介しました。

ご自宅にスケールはあるでしょうか。もしあればそれを使って自分の周りの家具などの寸法を測ってみましょう。何度か繰り返していると、慣れてきて大体のスケール感がつかめ、イメージしやすくなります。

インテリアのお店に行った時、カフェでくつろぐ時など、心地いい家具があれば簡単に測ってみてもいいですよね。

内装のイメージする時は、楽しみながら考えてみてくださいね。

 

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この記事を書いた人
あさ(建築のプロ)

家を建てるって、とっても魅力的な仕事。住宅会社で設計と施工をメインに、20年以上注文住宅のお仕事をしています。
建築主さんと専門家は暮らしを一緒に造り上げていく仲間でもあると思うのです。だから、難しく見えることをできるだけやさしく、あなたにもお伝えしたい!と思っています。

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