土地探し専門家によるマイホーム作りの話

失敗しない土地探しのポイント。情報収集はどこでするのが正解?

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子供達は夏休みに入りました。やっと夏らしい天気になってきました。

住宅を建てる第1歩は土地探しから。一生に一度のことだろうし、とても大きな買い物になるし、専門業者ってなんだかちょっと怖そう…

そうですよね。
土地探しといったって、どんな風に情報を集めたらいいのかが、まずわからないですよね。

この記事ではそんなあなたに、土地探しの時の最初の一歩、情報収集についてご紹介します。ぜひ参考になさってくださいね。

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情報収集から始めたい

家づくりの第1歩、土地探しから始める方も多いですよね。
賃貸住宅に暮らしていれば、近くの土地の情報のチラシが直接投函されることもあるでしょうし、新聞の折込チラシにも毎週のように入ってくるでしょう。

それにしても、土地を探して購入するなんて初めての経験という方が多いはず。
よくわからなくて当たり前ですし、なかなか思い通りの土地に出会わないなんてこともあるもの。

まずは、土地の情報を集めることが先決です。
では、どんなところに情報があるか、情報を収集するときに注意することを考えてみましょう。

土地の情報はどこから?

不動産屋さん

街の不動産屋さんの店舗に相談に行く、というのがまずやりやすいことですね。
最初にご紹介した土地情報のチラシを作っているのは大抵、不動産屋さんです。

不動産取引の専門家ですから、紹介する土地がどんな土地なのか、例えば都市計画上の用途地域、道路の状況、上下水道の状況などしっかり教えてくれます。

「この地域に住みたい」という希望があれば、しっかり伝えておきましょう。
売り地が出やすいところなのか、だいたいの価格はどのくらいかなど教えてもらうことができます。

住宅会社

住宅会社でも土地を紹介してくれる場合があります。この会社で家を建てたいという希望があれば、相談してみましょう。
住宅会社自身が土地の持ち主だったり、不動産情報を通して見つけてくれたりします。

そのあと立てる住宅は大抵、その会社に依頼するという暗黙の了解があるので、そうでない方は注意しましょう。

ネットで情報収集

店舗に行く暇もないし、ちょっと気がひけるというときは、ネットの不動産サイトを見てみましょう。

民間のサイトもいろいろありますし全国展開しているので、遠くの土地を探したいときなどは便利ですし、どんな時間でも検索できて気軽に情報収集ができます。

友人の口コミやご近所情報

意外と頼りになるのが、友人たちの口コミ情報や地域の情報です。
特に地域の情報は、ご近所の人たちだけが知っている、なんてこともあるのです。

もしも住みたい地域が、人気がある、古い町でなかなか情報が集まらないということがあれば、実際に出かけて行って、空いた土地があれば近所の方に聞き込みもできます。

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その地域にお知り合いがいれば、土地を探しているのと伝えて情報をもらう、ということもできるのです。

情報収集するときの注意は?

どんな土地が希望なのか

土地選びの情報収集をするときにしっかり考えておきたいのが、どんな土地に住みたいのか、どんな住宅を建てたいのか、です。

土地には建物を建てるための制限があります。

例えば、接道条件と呼ばれる道路との接し方は2m以上ないと、どんな建物も新築できません。都市計画法で用途地域などによって、建ぺい率や容積率が決まっています。
3階建を建てたいのに、容積率が小さいところを選んでは希望の大きさが建てられないかもしれません。

ですから、こういう家を建てたいという希望を、一度しっかり考えておきましょう。
また、小さなお子さんがいれば希望の学校がある、住み慣れた地域に住みたいなど土地の場所への希望があれば、それも家族で確認しておきましょう。

その上で土地を探すと、より具体的な情報収集ができるはずです。

土地の条件をしっかり確認しよう

不動産屋さんを介する場合は、土地の条件を買い主に説明する義務があるので、ちょっと面倒くさいなと思うほど細かく説明してくれます。(万が一そうしてくれない不動産屋さんには、説明してくれと要求してくださいね。)

その条件は、必ずしっかり確認しましょう。

土地の大きさや価格だけでなく、見ただけではわからない用途地域など法規の制限やライフラインの状況、見落としがちな周辺の状況(すぐ隣に傾斜地があるなど)などの土地の条件は、必ずその後の住宅の建築計画に直結します。

 

土地探しの段階で住宅会社に、「こんな土地を考えているのよ」と相談してみると、これも色々教えてくれるはずです。

そして必ず現地を確認すること。
急いでいるなどで書類上だけで決めてしまうということも実は無くはないのですが、現地の確認は必須です。

出かけていったり専門的な内容を把握しなくてはならなかったり、ちょっと面倒だなということも多いですが、しっかり確認して納得するまで聞いたり調べたりする、という姿勢で情報収集してくださいね。

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まとめ

専門家に相談したりネットで検索したり、口コミなど、今はいろいろな情報収集が可能です。

土地探しを始めたら、できるだけ情報を的確に集めたいもの。
土地を探していますということを周囲にオープンにしておくと、意外なところから情報が入ってくることも多いものです。

周囲の知り合いやお友達に、土地探しを始めたの!と一声かけておくと、土地の情報だけでなく土地探しの経験談やいろいろな話が舞い込んできます。
一人で煮詰まることもないので、意外といい方法です。ちょっと覚えておいてくださいね。

 

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この記事を書いた人
あさ(建築のプロ)

家を建てるって、とっても魅力的な仕事。住宅会社で設計と施工をメインに、20年以上注文住宅のお仕事をしています。
建築主さんと専門家は暮らしを一緒に造り上げていく仲間でもあると思うのです。だから、難しく見えることをできるだけやさしく、あなたにもお伝えしたい!と思っています。

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