体験談外回り専門家によるマイホーム作りの話

徹底比較!駐車場を新築するなら砂利とコンクリートどっちがいい?

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ようやく手に入れる新築マイホーム。実現したいことがたくさんで、間取りに床材に壁紙に…とひとつひとつ理想を叶えていくのは一番楽しい時間ですよね。

そんな中で、砂利にするか、コンクリートにするか、意外と迷うのが駐車場。
砂利の方が比較的安価で施工できるとは言われたものの、本当に砂利にしても後悔しないだろうか、と不安になったり…。

というのも、私も駐車場の材質にはなかなか悩んだんです。
後から「やっぱりやり直す」なんて簡単にできる金額ではない高額なお買い物ですから、不安が残るままでは決定できないですよね。

 

そこで今回は、そんな私自身の経験を踏まえて、砂利とコンクリートの駐車場のどちらにしようか悩んでいるあなたの役に立てるよう、それぞれの良し悪しを徹底的に比較してご紹介します。

せっかくのマイホーム、外だからと諦めずに、ぜひ駐車場まで納得のいくものにしていきましょう!

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新築の駐車場。砂利とコンクリート、それぞれのメリット&デメリット

砂利とコンクリートでは費用に大きな差が出る?!

家を建てる時、やっぱり一番気になるのは費用面です。
こだわりたい箇所にはお金をかけて、抑えられるところはなるべくコストを抑えて調整したいところですよね。

砂利を選ぶ一番のメリットは、ずばり施工費用が安いという点です。
実はコンクリートにすると、作業内容や工程~乾かす期間もかなり長くなることもあり、コストに加えて人件費なども余計にかかってくるため、費用がかなり高額になるんです。

なんと、砂利に比べて、一般的な住宅で10万~50万円ほどコンクリートの駐車場の方が高価になってしまうんです。そしてもちろん、面積が広くなればなるほど費用が掛かり、価格差も大きくなってきます。
費用面だけで見ると、圧倒的に砂利の方が安価ですね。

でも、悩むポイントは費用だけではありません。これから何十年と暮らす我が家ですから、実用面がやっぱり重要です。
後悔することがないように、細かく気になる点をみていきましょう。

砂利のメリットは?防犯性が高いのはどっち?

砂利のメリットとして、大幅なコストカットが一番のメリットとご紹介しましたが、実は防犯性が高いことも砂利のメリットのひとつです。

「じゃりじゃり」と足音やタイヤの音が大きく響いてしまうのは、泥棒が嫌がることなんです。
より防犯性を高めた、音がしっかりと鳴る砂利も販売されているので、そういった種類を選べることも嬉しいポイントですね。

また、コンクリートと違って表面の水はけもよく、雨の日や雪の日、凍結するときも足元が滑ることがありません。

砂利を選択した我が家は山間部なので、真冬は道路が凍結することが多いのですが、それでも砂利の駐車場ではツルっと滑ったことはありませんよ。妊婦さん、小さなお子さん、年配の方にも意外にも安心です。

砂利のデメリットは?車に優しいのはやっぱりコンクリート?!

砂利の方がコストカットになることがわかっても、車だって高い買い物ですから、気になるのは砂利による車の細かな傷。
コンクリートに比べてしまえば、ちょっと飛んだ砂利で細かな傷はつきやすくなることが、砂利の大きなデメリットです。

しかし、安心してください。これに関しては、車を購入する際に仲のいいディーラーさんに相談したのですが、車の対年数に対して、砂利程度の傷は、全く何も問題がありません。
砂利の傷で故障する程度な訳がなく、そんなこと言ったらどこも走れなくなりますよ~とのこと。

とは言っても、砂利の場合、砂ぼこりや土はねも付きやすくなるので、車が大好きでもうピッカピカに仕上げたい、という方にはやはりコンクリートの方がいいですね。

 

また、はじめは草も生えずきれいな状態が続くのですが、砂利は雨風や車の出し入れに合わせて、少しずつ気づかないうちに流出していきます。
そのため、せっかく砂利で被っていた土俵部分が露出してしまい、雑草が生えてきてしまったり、雨で泥の水たまりになってしまったり、ということが起こります。

草が生えるということは、虫も発生する、ということも砂利のデメリットのひとつです。
ただし、この場合はホームセンターなどで簡単に追加の砂利を購入して撒くことができます。

1袋100~200円程度なので、非常に安価で簡単なのですが、砂利は砂利、その1袋を買って帰って、撒く作業は予想以上に重労働です。

そして、頑張った1袋で撒ける範囲はほんのわずか。タイヤ1個分程度の面積にしかならないことも、ぜひ参考にしてください。

妊娠した時や子どもに優しいのはどっち?

新築を購入する世代となると、お子さんと一緒に暮らすライフプランを考えている方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
そうなると、妊婦さんに、子どもに優しいのはどっちかな、という目線で考えることは外せないポイントですよね。

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まず、妊娠した時、雨や雪で滑りにくいのは砂利とご紹介しましたが、その代わり、お腹が大きくなって足元が見えなくなってくると、つまづく可能性は高くなってきます。

もし、駐車場を横切って玄関に行くような間取りになっている場合、お散歩のベビーカーでせっかくぐっすり寝ていた赤ちゃんが、砂利の音や振動で起きて泣いてしまう、なんてことも。

ようやく歩き出したお子さんにとっては、砂利のデコボコ面はとても歩き辛く、ちょっと転んだだけでも、怪我をしやすいのも砂利もデメリットです。
これは公園でもあることですが、砂利を食べたなんてことも多いので、余計に目を離せないですね。

そして、女性にとって思いもよらず悲しいのは、お気に入りの靴のヒール部分が、砂利で傷ついて剥がれてしまうこと!ちょっとしたイベント事にせっかく新調した靴が!なんて、これは、避けたいです。

コンクリートのメリットは?

初期投資は比較的高額となるものの、ライフプランに合わせた長い目で見ると、コンクリートのフラットさは、妊婦さんや小さなお子さん、と子育て世代に優しいことは明白ですね。

砂利と違って車に傷がつくこともなく、年数が経っても草が生えないので、虫の心配もありません。
コンクリートの場合、メンテナンスが不要であることも大きなメリットです。

フラットなコンクリートでも、正直なところ足元が滑りやすいということはなく、滑りにくいように加工やデザインをしてくれるので、しっかり相談しておくことが重要ですよ。

コンクリートのデメリットは?

そんなフラットで安心なコンクリートですが、費用が高額となることだけでなく、他のデメリットもあります。
実はコンクリートは、気温や湿気に応じて伸縮性も持ち合わせているため、気温差や湿度差でクラックが入ってしまうことがあるんです。

また、砂利と比較すると、コンクリートはかなり暑いです。
特に照り返しが非常に厳しく、例えば子供用のビニールプールを出して遊ぶには、なかなかの覚悟が必要です。

そして、コンクリートの駐車場の場合は、剥がすのにもかなりの費用を必要とします。

例えば、後からやっぱり庭に木や植物を植えたい!年を重ねて、両親の介護をするためにちょっと改良を加えたい、駐車場をつぶして増築したい、離れを作りたい、という方には、剥がす際に費用がかかることは念頭においておきましょう。

 

ただ、それぞれのメリットとデメリットを理解したうえで、ぜひ検討したいのは、砂利や芝、レンガなどとコンクリートを組み合わせた、デザイン性のある駐車場です。

デメリットとしてご紹介したコンクリートのクラックも、砂利の流出も、組み合わせることで防ぐことができます。さらに、おしゃれにもなって一石二鳥!こんなうれしいことはありません。

次の章では、そんな組み合わせを使った、おしゃれな駐車場の施工例をご紹介します。

おしゃれな駐車場施工例3選

砂利とレンガを組み合わせたスタイリッシュでナチュラルな駐車場

株式会社ビーバーハウスインスタグラム

こちらは、砂利を使用している駐車場の例です。
砂利だけだとどうしても味気なくなってしまうのですが、植物のスペースがあり、レンガとの組み合わせでスタイリッシュでおしゃれに仕上がっています。

春には小さな花壇でチューリップを…なんて想像しちゃいますね。

コンクリートと砂利の組み合わせで日本庭園のような贅沢な空間に

フリーダムアーキテクツインスタグラム

駐車スペースをコンクリートで、その周囲に砂利を敷くことで、まるで日本庭園のような雰囲気を作り上げています。こんな素敵な空間、帰るのがより楽しみになりそうです。

コンクリート部分にデザインと遊び心を

カネロク建設インスタグラム

オススメなのがこちら。コンクリート部分の形自体にデザイン性を持たせて、隙間に砂利や芝を植えているかっこいい駐車場です。
遊び心のあるデザインながら、飽きのこないシンプルさ。素材の組み合わせで楽しい空間になりますね。

合わせて読みたい

https://happy-newhouse.biz/happyhome161/

まとめ

いかがでしたでしょうか?砂利にもコンクリートにも、それぞれのメリットとデメリットがありますが、組み合わせていくとぞれぞれのデメリットも解消できます。

一生物の大きなお買い物、せっかくなのでとことん悩んでお気に入りの空間をつくってくださいね。

 

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この記事を書いた人
あ~ちゃん

去年、夢だった新築一戸建てを手に入れた3児のママです。いつまでも「女性」として輝いていたい!と思っています。新築住宅は女性のあこがれ。素敵な家づくりをしたいあなたに情報を発信します。

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