夢のマイホームを建てることになり、あれこれと夢が膨らんできますよね。
老後のことを考えると平屋が断然良いけど、周りを見ると二階建てが多い気がする…。
そうですよね、とっても分かりますよ。
私の周りを見ても、新築でマイホームを建てたって場合、平屋の人はほとんどいない印象です。やっぱり後悔する点が多いのでしょうか?
実際に私も、マイホームを建てるときに平屋を検討しましたので、そんな私の経験も踏まえ、マイホーム建築予定のあなたに、実際に新築で平屋住宅を建てた方々の後悔話や後悔しない為のポイントをご紹介します。ぜひ参考になさってくださいね。
老後に便利な平屋住宅。新築平屋居住者に聞く後悔話4選
老後の生活のことを考えたら、平屋住宅も視野に入れて検討し始めますよね。
しかし、実際に新築で平屋住宅に住んでいる方々に「平屋住宅に住んで、後悔した?」と聞くと、不思議と同じような回答がいくつか…。
これから新築で平屋住宅購入を考えている方に、実際に聞いた新築平屋居住者の後悔話をご紹介しますので、ぜひ参考になさってくださいね。
土地で後悔した~!
新築でマイホーム建築を考える方は、まず「土地の確保」から始まりますよね。
その土地で後悔したお話しを、まず初めにご紹介します。
「平屋住宅を建てるとなると二階建て住宅と比べて、どうしても建物の面積が大きくなってしまいがちです」と営業さんに事前に教えてもらっていました。
分かってはいましたが、少し土地が小さめだったけど私たちにとって好条件の土地を見つけてその土地に即決めました。
しかし、二階建て住宅にはちょうど良い土地の広さにいざ平屋住宅が建つと、駐車スペースどころか庭もほとんどなく、好条件だった土地には家しかないという状況に。
分かっていたつもりでしたが、住んでいくうちに「やっぱり平屋住宅なのに少し小さいし、外には駐車スペース等も欲しかった…」と後悔したから、平屋住宅に住みたいのであれば少し条件は悪くても広い土地にすればよかった…。
新築で平屋住宅を建てたとき、周りには大きな建物もなかったから、日当たりも抜群に良かったです。
しかし、数年後に目の前に二階建て住宅が建ってしまい、平屋住宅の我が家は日当たりが悪くなってしまった上に、二階建て住宅から丸見え状態でプライバシーが守れなくなった気がして後悔しました。
二階建て住宅やマンションが目の前に建っても、日当たりが少しでも良いように、そしてプライバシーを守れるような大きめの土地を買っていればよかった…。
間取りで後悔した~!
土地の後悔話もありましたが、お家の中の後悔話もご紹介しますね。
平屋住宅は二階建て住宅と比べて「風通しと光通し」が悪いことが、建ててから気付いてしまい後悔しました。
新築の二階建て住宅に住んでいる友人宅に行ったときに、少し窓を開けるだけで風通しは良い上に、日中は電気をつけなくてもどの部屋も明るいことに気づきました。
新築で平屋住宅に憧れて購入したけど、部屋は一階に集中してある為壁も多くて、間取り造りの段階で風の流れのことを考えていなかったので、風通しは悪くなんだかジメジメしている気がする。
それに、奥の部屋は日中電気なしでは暗いので、部屋の作りを考える間取り作成の段階で「風通しと光通し」に気付いていれば良かった…。
大きな窓の平屋住宅に憧れて新築で購入しました。
窓が大きすぎるのもありますが、平屋住宅なので近所の方々からも家の中が丸見えだし、防犯上も良くないという状態に…。
外からの視線がとても気になってしまい、結局目隠しのために外に植木をしてみたり、フェンスをしてみたりと、想定外の出費がかさみました。
平屋住宅は周りからの目線が入るということを建てる前に理解していれば、間取り作りの段階で変更してうまく回避していたかもしれませんが、今となっては変えたくても変えられない状況で後悔しています…。
新築で平屋住宅となると老後に便利という反面、見えないところで後悔ポイントがいくつかあったことが分かりましたね。
新築平屋住宅居住者の後悔話を参考に、次の章では新築平屋住宅で後悔しないためのおさえておくべきポイントをご紹介します。
新築平屋建てを購入するなら絶対におさえておくべきポイント3点!
せっかく新築で平屋住宅を建てるなら、後悔は絶対にしたくないと誰もが思いますよね。
後悔しないためには、これからご紹介する3点のポイントをおさえておきましょう。
1.土地の広さ
前章でもありましたが、まずは「土地の広さ」をしっかりと確保するということは、絶対におさえておきましょう。新築で平屋住宅を建てるとなれば、土地も好きに選ぶことが出来ますよね。
平屋住宅は十分な広さがなければ、後悔ポイントがいくつも出てきてしまうぐらいとても重要なところです。
広い土地というのは、駅周辺やお店の近くだと少しお値段が高くなりがちですが、少し選ぶ範囲を広げてあげれば安いお値段で広い土地がある可能性が高くなります。
あなたの許容範囲を少し広げてあげると、広い土地に巡り合えるかもしれません。
広い土地を確保出来れば、新築平屋住宅の間取りも自由に作れますし、庭や駐車スペースも確保できますよね。
2.間取りを考える
広い土地を確保出来れば、間取りも自由に作ることが出来ます。
大きな窓のある新築平屋住宅に私は憧れていますが、大きな窓をつけるためには防犯対策やプライバシーを守る工夫も必要になってきますよね。
例えば、家の間取りをコの字型にすることや、L字型、ロの字型といった間取りにすることが可能です。
そうすることで、外からの視線で死角が出来るので、リビングといった家族が集まるプライベート空間も大きな窓で広々とした部屋が実現できますよね。
3.光と風を考える
最後に、快適に老後まで平屋住宅に住み続けるためには、自然の力もやはり必要です。
理想は全部屋に風が行き渡ることですが、やはり理想の間取りを優先すると難しくなってしまうこともあるかと思います。
そんな時は、小窓を作ることや換気扇を設置するといった工夫をしてあげると、カビ等が生えてくることを防げますよね。
そして、平屋住宅は広いからこそ全部屋に自然の光を取り込むということが難しいですが、天窓や扉はガラスを使用したものに変えてあげるだけでも、自然の光の入り方は違ってきますよ。
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まとめ
新築平屋住宅に快適に住むためには、後悔だけはしたくないですよね。
後悔話を参考にして、あなたにとって居心地の良い新築平屋住宅ができますように。