体験談専門家によるマイホーム作りの話

全館空調のメリット&デメリットを徹底解説!気になる設備導入費は?

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今年も寒い冬がやってきました。暖かいリビングから寒い廊下に出るのって、ツラいですよね~。

そんな家の中の寒暖差をなくしてくれるのが「全館空調」。

快適に過ごせるなら使ってみたいけれど、「全館空調のメリットとデメリットって何があるの?」「設備費用や電気代はどのくらいかかる?」なんて悩んでいませんか?

そうですよね~、わかります。私は寒暖差でじんましんが出る体質なので、寒いのがすごく苦手。全館空調にしようか迷っている最中なんです。

費用も決して安くはないし、導入してからデメリットに気付いて後悔したくないから悩みますよね~。

そこで、そんな私が、全館空調のメリットとデメリット、設備導入費用と電気代がどのくらいかかるのかをご紹介します。ぜひ全館空調導入の参考になさってくださいね。

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年中どの部屋でも快適な全館空調。そのメリットは?

まずは、全館空調のメリットをご紹介します。全館空調にすると良いことがたくさんありますよ。

家中どこでも快適

やっぱり全館空調最大のメリットといえば、家中の寒暖差がなくなることです。廊下・洗面所・トイレ・寝室・玄関…。真冬や真夏は行くのをためらっちゃいますよね。

でも全館空調なら、家中を24時間365日ずっと快適な温度に管理することができるので、リビングから一歩出たときの「寒っ!」「暑っ!」という不快さがなくなるんです。

私もこれが全館空調を導入したい一番の理由です。「寒っ!」「暑っ!」で部屋に引きこもる生活から卒業したいんです!

ヒートショック対策ができる

入浴中に亡くなる方は全国で年間約1万4000人、その原因の多くはヒートショックなんだそうです。

暖かいリビングから急に寒い廊下と寒い脱衣所を通り、血圧が急上昇しているときにお風呂に入ると、今度は血圧が急降下します。

急激な血圧の変動は心臓に大きな負担がかかるので、心筋梗塞や脳卒中を引き起こしてしまうんです。

これがヒートショック。怖いですよね。ヒートショック対策として有効なのが、家の中の寒暖差をなくすこと。全館空調ならヒートショック対策もバッチリです。

開放的な間取りにできる

通常は、部屋の仕切りを減らしたり吹き抜けを作ると、家中を暖めたり冷やしたりするのって大変ですよね。

でも全館空調なら暑さ寒さを気にすることなく、広く開放的な間取りにできるというメリットがあります。

わが家はリビングの隣に和室があって、仕切りをなくして繋げると広くなるんですが、真冬は絶対に仕切りを開けません。

リビングの暖かい空気を逃がしたくないので、子供が仕切りを開けて和室に行こうとすると「早く閉めて~!」と言ってしまいます。

全館空調なら全ての部屋の温度が一定なので、快適な空気が逃げてしまうことはないですよね。

空気が綺麗になる

最近は24時間換気がついている家が多いですよね。わが家にも24時間換気はついています。

全館空調にも空気を循環させるシステムがついていますが、そのほとんどが一般的な24時間換気のものより高性能なフィルターを使っています。

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これが、ほこりやダニ、花粉やカビ、さらにはPM2.5まで取り除いてくれる優れものなんです。

全館空調にすると一年中快適な温度で過ごせるだけではなく、空気まで綺麗になるなんて、ちょっと嬉しいメリットですよね。

後悔はしたくない!全館空調にはどんなデメリットがある?

残念ながら、全館空調にはメリットだけではなくデメリットもあります。

部屋ごとの温度調節ができない

最近は部屋ごとの温度をコントロールできるものもありますが、家中の温度が一括管理されているものだと、暑がりな人と寒がりな人が同居している場合に困りますよね。

わが家も私は寒がりで夫は暑がりなので、一括管理だとどちらに合わせるかでケンカになると思います…。

乾燥する

乾燥するのは、梅雨時期などは洗濯物が室内干しでもよく乾くというメリットになりますが、その分冬の乾燥がひどくなってしまいます。

加湿機能がついているものもありますが、それでも足りなくて加湿器を置いている方が多いんです。

風邪やインフルエンザに感染する可能性が高くなるし、お肌にも良くないので、乾燥するのは嫌ですよね。

故障すると家中の冷暖房がなくなる

もし真夏や真冬に全館空調が故障してしまうと大変!家中が猛暑もしくは極寒になってしまいます。

わが家は去年の真夏に寝室のエアコンが故障して、新しいエアコンを取り付けるまで仕方なくリビングのソファで眠る日々が続きました。

それが全館空調だと、故障したら家中どこにいても逃げ場がありません。これはツラいですよね。

お金がかかる

初期費用、メンテナンス、故障、電気代…。全館空調はとにかくお金がかかります。快適さを求めるために、どこまでお金をかけるか…。私も夫とよく相談してみます。

全館空調導入による設備費や年間の電気代ってどのくらいなの?

デメリットのひとつとして「お金がかかる」ということをご紹介しましたが、実際に全館空調を導入するとどのくらいお金がかかるのか、気になりますよね。

そこで、全館空調の初期費用と年間の電気代がどのくらいかかるのかをご紹介いたします。

初期費用

全館空調を導入する際の初期費用は、35~45坪の2階建て住宅の場合で約100~200万円かかります。

メーカーや性能によっては400万円以上することも。決して安い買い物ではないので悩みますよね~。

電気代

全館空調でかかる電気代は、年間で約12~20万円。月平均にすると1万円強くらいです。ただ、寒い地域だったりパワーの強い機種だったりすると、月2万円を超えることもあります。

わが家の場合、今の電気代と比べるとかなり高くなってしまいます。それでも冬の寒さがなくなって快適に過ごせると思うと、すごく迷います!

まとめ

全館空調にはメリットとデメリットどちらもあります。メリットは大きいけれど、それだけで導入すると後でデメリットに気付いて後悔してしまうかもしれません。

初期費用や電気代もかかるので、ぜひこの記事を参考によく検討なさってくださいね。私もすぐに家族会議をしようと思います。

 

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この記事を書いた人
あ~ちゃん

去年、夢だった新築一戸建てを手に入れた3児のママです。いつまでも「女性」として輝いていたい!と思っています。新築住宅は女性のあこがれ。素敵な家づくりをしたいあなたに情報を発信します。

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