徳島県鳴門市にある大鳴門橋遊歩道「渦の道」へ行ってきました。鳴門市と淡路島を結ぶ鳴門海峡大橋の下を通って、渦潮(うずしお)を見下ろすことができるんですよ。
鳴門市の人気の観光スポットへのアクセス方法やお得な割引チケット情報などをまとめたので、観光の参考になさってくださいね。
渦の道へのアクセス方法と駐車場情報
〒772-0053
徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池6
駐車場は鳴門公園の施設共通で第一~第三駐車場まであります。
第一駐車場なら渦の道や大鳴門橋架橋記念館「エディ」、展望台「エスカヒル・鳴門」に近くて便利ですが休日などの混雑するときは遠い駐車場しか利用できない場合もあるので、午前中の早めの時間がおすすめです。
駐車場の利用料金は前払いで500円でした。駐車場から渦の道までは少し距離があり、10分弱かかります。
歩道橋を渡ってエディ方面へ行き、階段を下りて横断歩道を渡り左折し、道なりに進んでください。歩道橋からは鳴門海峡大橋を間近でみることができますよ。
渦の道の営業時間や料金、滞在時間は?
渦の道の営業時間は9:00~18:00で、10月~2月までは閉館が17:00になります。ゴールデンウィークや夏休み期間は8:00~19:00までの延長営業をしています。
最終入館は閉館の30分前までです。休館日は3月、6月、9月、12月の第二月曜日と、悪天候のときは臨時休館することもあります。
渦の道の入館料と割引について
渦の道への入館には大人510円、中高生410円、小学生250円が必要です。
大鳴門橋架橋記念館「エディ」とのセット券を買うと大人1,120円が900円に、展望台「エスカヒル・鳴門」とのセット券なら大人910円が710円になり、200円ほど安く利用できますよ。
渦の道の観光所要時間は?
渦の道は展望室まで450メートルあり、けっこう距離が長いです。
遊歩道を一周するだけでも30分~40分ほどかかるので、渦の道の観光には一時間ほど見込んでおけば十分かと思います。
渦の道は子供連れで行っても大丈夫?
駐車場からは階段を上ったり、途中坂道があってちょっとたいへんな道のりですが、渦の道まで行けば入り口に無料で利用できるコインロッカーやベビーカーの貸し出しもあり、実際に小さなお子さん連れで来ている観光客もいましたよ。
また、入り口や遊歩道の中にも何か所かトイレがあるので、急なおむつ替えなどでも安心して利用できると思います。
渦の道は、鳴門海峡大橋の下から見る絶景!
上は高速道路、下はすぐ海。高速道路を通る車の音や振動が感じられます。なかなかこんなところを通る機会ってないですよね。
晴れていれば淡路島や四国最東端の蒲生田岬(かもだみさき)が見えますよ。目の前に広がる太平洋、景色がとてもきれいです
高所恐怖症じゃなくても足がすくむ…
このガラスの下は海、海までの高さは45メートルあります。
絶対に大丈夫だとわかっていても、乗るのはちょっと勇気がいりますよね。私は怖すぎて無理でした。私が行ったときは中国人観光客の団体さんがいて、女性が6人乗って記念撮影をしていたくらいなので、強度はまったく問題ありません。
渦の道から見る渦潮のベストタイミングはいつ?
有名な「鳴門海峡の渦潮」ですが、実はいつでも見られるわけではないんです。渦は満潮や干潮などのいろいろな条件が重なって発生し、季節や時間によっても見ごろが変わります。
毎日午前と午後に1回ずつは干潮と満潮の見ごろの時間があって、渦の道の入り口には「今日の渦潮の時間」が掲示されていますし、ホームページでも確認できますよ。
「写真や映像で見るような大きな渦潮がどうしても見たい!」という場合は、観光の前に時間をチェックしてみてくださいね。普段はこんな感じでちょっと渦巻いています。
そもそも「鳴門の渦潮」って何?
「鳴門の渦潮」は、鳴門市と淡路島の間にある鳴門海峡で潮の満ち引きによって瀬戸内海側と紀伊水道側に潮位の差ができることで発生します。
潮の満ち引きには月の引力も関係しているため、見ごろが毎日違うというわけです。干潮と満潮の時間を中心として前後1時間くらいが渦潮を見るのに最適な時間になっています。
「もっと近くで渦潮を見たい!」という方は、観潮船から間近で見ることもできますよ。
観潮船には2種類あり、大型観潮船「わんだーなると」は予約不要で毎日9:00~16:20まで一時間に1回~2回の出航です。小型観潮船「アクアエディ」は予約制で9:15~16:15まで1時間に2回の出航です。
まとめ
「渦の道」は、普段立ち入ることのない鳴門海峡大橋の下から海を見下ろせる絶景スポットでした。
渦潮のベストタイミングで訪れることは難しいかもしれませんが、海を見渡せて潮風を感じながら散策ができる、全国でも珍しいスポットだと思います。鳴門市を観光するときには、ぜひ訪れてみてくださいね。