徳島県勝浦郡勝浦町にある、道の駅「ひなの里かつうら」へ行ってきました。
『ひなの里の「ひな」って何のことだろう?』って思ったんですが、お雛様の「ひな」でした。道の駅周辺の観光情報やアクセス方法、山あいの小さな町とお雛様の関係もご紹介します。
勝浦町観光の参考になさってくださいね。
道の駅ひなの里かつうらへのアクセス方法と駐車場情報
ひなの里かつうらがある勝浦町は、徳島市の中心部から車で40分くらいのところです。
駐車場は無料で利用できて、広くて停めやすいですよ。キャンピングカーの充電ができるAC電源つきの駐車場も2台あり、1泊2,000円で利用できます。
〒771-4303
徳島県勝浦郡勝浦町生名月ノ瀬4?1
道の駅ひなの里かつうらの営業時間
営業時間は9:00~18:00までで、道の駅にあるトイレや駐車場は24時間利用できます。第4月曜日と年末年始は定休日で、第4月曜日が祝日の場合は翌日が定休日となります。
道の駅に隣接する産直市、JA東とくしま「よってネ市」は7:00~17:00までの営業です。
道の駅ひなの里かつうらには何がある?
ひなの里かつうらには産直市と物産館、レストラン、観光情報コーナー、トイレなどがあります。観光情報コーナーには道の駅の職員さんがいるので、周辺の観光情報などわからないことがあれば教えていただけますよ。
本格的な手打ちうどんがいただけるうどん屋さん、「みやこ家」は大盛況でした。
産直市の「よってネ市」には地元産の野菜や果物、花や名産品などが並んでいて、たくさんのお客さんでにぎわっていました。
よってネ市のおすすめはシロップ
よってネ市でおすすめされていたシロップは、ゆこう、すだち、ゆず、やまももの4種類ありました。「やまもも」は徳島県の木で、やまももの実は甘酸っぱくて優しい味がします。
徳島県内でもなかなかやまもも製品は見かけないので、かなりレアですよ。
ひなの里かつうらの道の駅スタンプ
道の駅スタンプは観光情報コーナーに置いてあり、自由に押せました。お雛様デザインです。
道の駅ひなの里かつうらの周辺観光情報
勝浦町は山あいにあるのどかな町で、周辺には自然に触れ合えるスポットや歴史ある神社やお寺があります。道の駅の駐車場には勝浦町の観光マップがあるので参考になりますよ。いくつかの観光スポットを紹介しますね。
星谷寺(しょうこくじ)
ひなの里かつうらから車で10分くらいのところにあります。
四国八十八か所霊場第19番札所・立江寺(たつえじ)の奥の院で、「不動の滝」が有名です。不動の滝は「裏見の滝」ともいわれ、流れ落ちる水を裏側から眺めることができる珍しい滝です。
鶴林寺(かくりんじ)
ひなの里かつうらから車で15分ほどのところにある四国八十八か所霊場第20番札所。
「おつるさん」として親しまれているお寺ですが、四国霊場の中の「阿波の三難所寺」のひとつで、遍路道が険しいことで有名です。
慈眼寺(じげんじ)
ひなの里かつうらから車で30分ほどのところにある、鶴林寺の奥の院。本堂の上にある洞窟で穴禅定(あなぜんじょう)という修行ができることで知られています。
樫原(かしはら)の棚田
ひなの里かつうらから車で45分ほどのところにあります。
国の重要文化的景観に指定されていて、200年前から変わらない景色が見られます。日本の棚田百選にも選ばれていて、彼岸花の名所としても有名です。
勝浦町の春のイベント、「ビッグひな祭り」
ひなの里かつうらの名前の由来になったのが、勝浦町の「ビッグひな祭り」です。
日本全国で2月から4月にかけて開催されている、大きなひな壇に多数のお雛様を飾る光景はひな祭りシーズンには欠かせないイベントですが、30年前に勝浦町で開催されたことが始まりだとか。
勝浦町のビッグひな祭りは毎年2月下旬から3月下旬までの1か月間、8メートルの高さのピラミッド型ひな壇を中心に3万体のひな人形を飾るイベントで、道の駅ひなの里かつうらに隣接する「人形文化交流館」で開催されます。
人口5,000人の小さな町に3万人もの観光客が訪れる、勝浦町の一大イベントなんですよ。
ビッグひな祭り、2019年の日程は?
私が行った時には、2019年のビッグひな祭りのチラシが置いてありました。
2019年は2月23日~3月31日までの開催で、入場料は300円とのことでした。
ビッグひな祭りに先がけて、1月28日には「お雛供養」といわれる飾らなくなったお雛様を引き取って供養していただける神事もあります。
お雛供養の受付は1月26日、27日の9:00~16:00、供養料として5,000円が必要です。
まとめ
ひなの里かつうらは、観光客だけでなく地元の方も訪れる大きな産直市があって大盛況でした。周辺の観光情報も充実しているので、徳島県南西部の観光の途中に立ち寄るのにおすすめのスポットですよ。