新生活が始まるこの季節、マイホームの購入を考える方も多いですよね。
でも新築住宅を購入するとき、大変なのが住宅ローンの手続き。
「住宅ローンの手続きって、どんなことをするの?」「書類は何を用意すればよい?」なんて困っていませんか?
そうですよね~、わかります。私も新築住宅を購入するとき、住宅ローンの手続きにとっても苦労しました。
住宅ローンの手続きは、時間がかかるし書類もたくさん必要になります。事前に手続きの流れと必要書類を知っておかないと、スムーズに進まずにとっても大変なんですよね。
この記事では、これから住宅ローンを組むあなたのお役に立てるように私の経験を踏まえ、新築住宅を購入するときの住宅ローン手続きの流れと、必要書類についてご紹介します。
ぜひ参考になさってくださいね。
住宅購入と同時に行う住宅ローン手続きの流れについて
住宅ローンの手続きは、新築住宅の購入と同時進行していきます。だからとっても混乱しやすいんです。
ここではまず、住宅ローン手続きの流れをご紹介します。
事前に流れを把握しておいて、スムーズに手続きを進めてくださいね。
事前審査
まずは事前審査。物件の購入が決まって購入の申し込みをする段階で、住宅ローンの事前審査を申し込みます。
事前審査を受けることで、住宅ローンを組んだ場合に返済ができそうかどうかなど、おおまかなことを金融機関に判断してもらうんです。事前審査は、数日~1週間程度で結果がでます。
事前審査を通ると「融資を受けられそう」ということになり、本審査へと進みます。
本審査
事前審査を通過したら、いよいよ本審査です。本審査は、物件の売買契約を結ぶ段階で行います。
本審査は事前審査よりも詳しく調査するので、結果が出るまでに1~2週間程度かかります。
私は結果が出るまで毎日ドキドキしていました…。
事前審査を通過したからといって、本審査が通るとは限りません。
すでに他でローンを組んでいたり、就職したばかりや転職したばかりで収入が安定していない、健康上の問題があるなどの理由で、本審査を通れないこともあるんです。
わが家は本審査の前の時点で車のローンが残っていたので、ローンを完済してから本審査の申し込みをしました。
本審査に落ちてしまうと再審査はとても難しくなってしまうので、解決できる問題は本審査の申し込み前に解決しておいてくださいね。
ローン契約
無事に本審査を通ったら、住宅ローンの契約(金融消費貸借契約)です。
金融機関から具体的に住宅ローンの融資条件が算出されて、やっと住宅ローン契約となります。
他にも、ローン返済用の口座を開設したり、購入した新築住宅を登記して抵当権を設定したり、まだまだやることはたくさん。実際に融資が実行されるまでには1~2ヵ月もかかるんです。
購入した新築住宅は不動産登記が済むと物件の引き渡しとなるので、ここでついにマイホームを手に入れたことになります。
住宅ローンの申し込みに必要な書類
事前審査の申し込みから住宅ローン契約までは、とっても時間がかかります。
審査に必要な書類がそろっていないと、さらに時間がかかってマイホームを手に入れるまでに何ヵ月もかかってしまうんです。
ここでは、事前審査と本審査に必要な書類をご紹介します。
あらかじめきちんと準備をして、審査のときに慌てないようにしてくださいね。
事前審査に必要な書類
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなどのコピー)
- 健康保険証(コピー)
- 源泉徴収票(直近1年分)
- 購入する新築住宅の資料(所在地や間取りがわかるもの)
- 事前審査の申込書
事前審査だけでも、用意する書類はたくさんありますよね。
事前審査が通ったら、次は本審査です。
本審査に必要な書類
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなどのコピー)
- 健康保険証(コピー)
- 住民票
- 印鑑証明書
- 源泉徴収票(直近1年分)
- 課税証明書
- 売買契約書
- 重要事項説明書
- 購入する新築住宅の資料(地図を含む)
- 土地・建物の登記事項証明書
事前審査よりも、かなり必要な書類が多いですよね~。
購入する新築住宅の資料については不動産会社が用意してくれますが、その他はすべて自分で用意しなければなりません。これがとっても大変で、私も集めるのに苦労しました。
書類を用意するのにも時間がかかるので、余裕を持って準備を始めてくださいね。
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まとめ
新築住宅を購入する手続きと、住宅ローンの審査申し込みは同時進行していきます。
不動産会社で誘導してくれますが、あらかじめ流れを知っておかないと不安になりますよね。
しっかり状況を把握できるように、どんな風に手続きが進むのかを知っておきましょう。
また、住宅ローンの事前審査と本審査には、たくさんの書類が必要となります。
あとから「あれも必要だった~」なんてことになると、何度も書類を取りに行かなくてはならなくて面倒ですよね。
ぜひこの記事を参考に、しっかり準備をしてスムーズに手続きをしてくださいね。